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シングルマザーは家を建てるのがおすすめ!メリット・デメリット

家

家を建てたいけど、シングルマザーだからやめておいた方がいいのかな、後悔するかもしれないのでは?と建てることを悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

私もとても悩んだ時期があります。

実家や賃貸でずっと暮らしていく方が金銭的にもいいのではないかと考えていました。

そこで当時考えたり調べた、家を建てた時のメリット・デメリットをまとめてみたので、家を建てようか悩んでいるシングルマザーのみなさんの参考になればと思います。

目次

メリット

住宅ローンを完済すれば、住居費がかからなくなる。

わかりやすく住宅ローンと賃貸の場合で、毎月の支払額を5万円として考えてみましょう。

今回は住宅ローンでかかる利息についでは考えず計算してみます。

30歳で借入、または賃貸に住み始めたという設定で、85歳まで人生を楽しんだとします。

<住宅ローンの場合>

毎月5万円×12ヶ月=60万円

35年ローンで住宅ローンを契約したとして、

1年間60万円×35年ローン=2,100万円

を完済できれば、65歳で住居費の支払いがなくなり、家が自分の資産になります。

貯金など余裕があり繰上げ返済などできれば、さらに早くから住居費の支払いがなくなることになります。

<賃貸の場合>

毎月5万円×12ヶ月=60万円

85歳まであと55年賃貸に住むこと(家賃を支払い続ける)になると、

1年間60万円×55年間=3,300万円

を払わなければいけません。

これだけでも1,200万円の差が出てきます。

毎月の支払う金額を7万円で考えてみると、住宅ローンなら2,940万円、賃貸なら4,620万円で1,680万円の差が出てきます。

賃貸の家賃支払いは、言い換えると毎月掛け捨てているようなものなので、いくら支払い続けても家が自分の資産になることはありません。

また、85歳まで何かしらの収入を確保しながら家賃を払い続けるのは、難しいことが想像できてしまいます。

住宅ローンで35年で完済してしまう方がお得な気がしてきませんか?

住宅ローンを完済できれば、自分の資産になり、子どもに資産として家を残せる。

賃貸は家賃を払い続けないと住み続けることはできません。

家を建て、住宅ローンを完済できれば自分の資産です。

もしも住宅ローンや家賃の支払い途中に自分の身に万が一のことが起こってしまい子どもだけが残されたとします。

賃貸は子どもが家賃を支払えなければ住める家がなくなってしまいます。

住宅ローンは契約する際に団体信用生命保険に一緒に加入しておけば、子どもが支払う必要もなくなり家を残してあげることができるのです。

子どもにはそのまま住んでもらってもいいですし、お金に困ることがあれば売却して使ってもらってもらうなど資産を残しておけば、残された子どもの生活の手助けができるでしょう。

教育ローンが受けやすくなる。

自己資産を所有しているということは、教育ローンを受ける際に信用があがります。

子供が大きくなるにつれて教育費は高額になっていきます。

教育ローンが必要になったとき、きっと役に立つでしょう。

人に気を使うことが少なくなる。

実家ぐらしの人で、自分の家族だから全く気を使わないという人もいるでしょう。

ですが、中には自分の家族でも些細なことでも気を使って、ストレスのある生活を送っている人が多いのではないでしょうか。

また、賃貸ぐらしの人もすぐ近くにご近所さんが住んでいるので、子どもの泣き声や足音、洗濯機や掃除機の音など迷惑をかけないようにとても気を使って生活しているのではないでしょうか。

この悩みが自分たちだけの家なら、普段生活している時の物音や大きな笑い声など、それほど気にすることなく生活できるようになります。

今までの毎日の悩みやストレスも減り、さらに子どもさんと楽しく生活できるようになるでしょう。

デメリット

諸費用の負担が大きい。

住宅ローンを契約する際にいろいろな手続きに諸費用が必要になってきます。

大きく3つに分けると、

  • 手続きに必要な手数料や保証料
  • 火災保険など各種保険料
  • その他の諸費用

を用意しておかないといけません。

合計すると数十万円から100万円以上の支払いになるでしょう。

一度に全部支払うということでわなく、手続きが発生した時に少しづつ支払っていくようになります。

手持ちのお金がなくても、金融機関によっては諸費用を住宅ローンに組み込んで一緒に貸してくれることもあるので、確認してみるといいでしょう。

引っ越しができない。

賃貸ぐらしなら将来、子どもの成長や転職、住みたいと思う環境の変化などによって引っ越すことができます。

もし再婚した場合なども賃貸の方が動きやすいかもしれません。

家を建てる場合は、将来の子どものことや自分がおばあちゃんになっても住むことを考えて、住みやすい環境かどうか調べておくのがよいでしょう。

さまざまな環境の変化があることを考えて、家を建てる場所を選ぶことをおすすめします。

住宅ローンの返済だけではなく固定資産税や維持費、火災保険がかかる。

家を建てて住み始めると住宅ローンの返済がスタートします。

住宅ローンのように毎月支払うものもありますが、毎年または何年か後に支払うものもあります。

毎年支払うのが「固定資産税」

毎年1月1日の時点で土地や家などの固定資産を所有している人が納める税金です。

「市街化区域」に土地や建物を所有している人は「都市計画税」も支払うようになります。

「固定資産税」は家の構造や設備などによって金額が変わってくるので、工夫することで金額を抑えることができるでしょう。

「維持費」は、いわゆる家の修繕費です。

家を建ててから何十年も経つと外壁や屋根、トイレやお風呂などいろいろな場所で修繕しなければいけないタイミングがやってきます。

家の構造などにもよりますが、100万円を超える場合もあるので毎月少しずつでも「維持費」を貯めておくことをおすすめします。

住宅ローンを契約すると、同時に「火災保険」に契約することになります。

建物や家財に対する損害を補償しれくれます。

「火災保険」は補償内容や保険会社によって金額が違うので、自分に合った保険会社を探してみてください。

契約内容によってこちらも金額を抑えることができるようになります。

「火災保険」とセットで契約できる「地震保険」もあります。

「地震保険」はどの保険会社でも保険料は同じです。

セットで20万円前後の出費になることが多いようです。

最近地震による被害が全国で多くなっているので、決して安くはない保険料ですがセットで「地震保険」の契約をして、万が一の時のために備えておくのがいいと思います。

まとめ

今回はシングルマザーが家を建てた時のメリット・デメリットをお伝えしました。

<メリット>

  • 住宅ローンを完済すれば、住居費がかからなくなる。
  • 住宅ローンを完済できれば、自分の資産になり、子どもに資産として家を残せる。
  • 教育ローンが受けやすくなる。
  • 人に気を使うことが少なくなる。

<デメリット>

  • 諸費用の負担が大きい。
  • 引っ越しができない。
  • 住宅ローンの返済だけではなく固定資産税や維持費、火災保険がかかる。

デメリットのことだけを考えると、まだ悩んでしまうかもしれません。

確かに何も準備していないまま家づくりをスタートするのは難しいでしょう。

ですが、これから今より少しでもいいので頑張って節約や収入を上げて貯金をしていけば、デメリットもそれほど大きな悩みではなくなってくるはずです。

ただ悩んでいても時間が過ぎていくだけなので、まだ建てると決めていなくても節約や貯金をして準備をしておくといいのではないかと思います。

私はデメリットよりもメリットの方が大きいと思っています。

家を建てようか悩んでいるシングルマザーのみなさんの参考になればと思います。

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この記事を書いた人

シングルマザーで娘と新しい家で楽しく暮らしています。
会社員として働きながら、さらに幸せになれるようにブログはじめました!
ズボラな私ですが、みなさんにたくさんの情報をお伝え出来たらいいなと思っています!

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