シングルマザーだけど、家を建てたいと夢見ている人は意外に多いのではないでしょうか。
ですが、シングルマザーだから無理かな、自分1人で何から始めればいいかわからないと悩んで諦めてしまう人がほとんどです。
実は私も何をしたらいいか分からず、1人で悩んですごく時間を無駄に過ごしてしまいました。
そんな悩みを持っているシングルマザーのみなさまにこちらを読んで家づくりをスタートするきっかけになってもらえれば嬉しいです。
家を建てるために最初にするべき3つのこと
- 自分の年収を知ろう
- どんな家が希望かイメージをする
- 貯金をしよう
家を建てようと考えた時、いきなり住宅展示場や住宅会社に行ってはいけません。
焦らず、まず住宅会社に必ず聞かれるこの3つのことについて考えをまとめて、行動するほうがスムーズに計画が進みます。
自分の年収を知ろう
なぜ自分の年収を知ることが大事なのか。
住宅会社に行くと必ず年収を聞かれるからです。
年収によってどの金融機関の住宅ローンがいいか選んで進めてくれます。
担当者さんの経験から住宅ローンの事前審査をする前に、この年収ならどのくらい金額でローンが借りられるかを教えてくれたりもします。
実際には事前審査をするまでは本当に担当者さんが教えてくれた金額借りられるかの保証はありません。
ここで住宅ローンについて説明すると長くなってしまうので、また別の記事で詳しく説明しようと思います。
みなさんの仕事内容や勤務形態、時給によって年収は違います。
何社か住宅会社に行ってお話をさせていただいた経験から、最低でも250万円〜300万円、
300万円以上は年収があると安心でしょう。
家を建てようとしている地域によって、土地の価格などが違うのでそれ以上の年収が必要な場合もあります。
これは家を建てる人ならシングルマザーでも、そうではない人も一緒の条件と言えるでしょう。
年収が今の時点で最低ラインより足りていない人は、建てられない!というわけでは全くありません。
安心してください。
少しだけ頑張って副業などをはじめて年収をアップさせてあげるようにしてみましょう。
実際に私も、家を建てようと決めた時点ではパート社員で年収は250万円ありませんでした。
勤めている会社が副業OKの会社だったので、早速アルバイトをはじめました。
住宅ローンの事前審査の時に3ヶ月分の給料明細が、実行の時には1年分ほどの給与明細が必要でした。
年収アップのためですが、きちんと仕事を続けられるか(継続して収入があるか)ということも住宅ローン会社は確認を取りたいようだったので、副業は続けましょう。
住宅ローンの手続きで、源泉徴収票や給与明細が必要になるので無くさないように保管しておくことが大切です。
どんな家が希望かイメージする
みなさんもどんな家に住みたいか想像したことがあると思います。
かわいい家がいいな!キッチンは広くしたいな!など色々イメージしたことでしょう。
今回は、そのイメージをもっと具体的に作ってみてほしいことをお伝えしたいです。
例えば、まずは家の間取りなど家の作りについて。
平家がいいのか2階建いいのか、2LDKか3LDKなのか、家の坪数や部屋の広さなどをイメージしてみましょう。
家の外観や駐車場についても考えてみてください。
次に家の中の設備やオプションについても想像してみてください。
例えば、キッチンには絶対食器乾燥機が必要!お風呂には浴室乾燥機があったらいいな、トイレは1個でOK、
土間収納もほしい!
など、住宅ローンで借入できる金額のことは考えず、自分がどのような家に大切な家族と住みたいかどんどんイメージを膨らましてみましょう。
このように細かくイメージを決めていくと、将来の家が想像できて家づくりへのモチベーションも上がってくると思います。
ここまで考えておくと、住宅会社さんとの打ち合わせの際に詳しく希望が伝えられるようになるので、メモをしておくことをおすすめします。
どのような家がいいのか、設備は何があるのか分からない、イメージが湧かないという人は、SNSなどで探してみるのもいいでしょう。
間取り図を載せているものや設備やオプション、外観や外構などさまざまな投稿をしてくれているので、とても参考になります。
私も毎日暇さえあればSNSで検索し続けていました。
部屋の広さは実際に友人の家やモデルルームを見に行った方がわかりやすいかもしれません。
貯金をしよう
何のために貯金するの?
頭金なしでも借入できるでしょ。と疑問に思っている人も多いはずです。
自分は今貯金があるから、しなくても大丈夫と考えている人もいるでしょう。
では、なぜ貯金をはじめた方がいいのか。
私が家づくりをはじめた当初は、ただローンを借りる金額を減らす(頭金を出す)目的のために貯金をしていました。
実際にこの貯金のおかげで頭金を少額ですが出すことができたので、借入金額を減らすことができました。
頭金なしでも借りられるとよく耳にします。
確かに頭金0円でも借入はできます。
最初の負担は少なくなりますが、毎月の返済金額が頭金を出した人より多くなります。
毎月の支払いはできるだけ減らしておきたいところです。
実は、頭金を出すと借入金額が減るだけではなく、支払う利息も減るというメリットがあります。
また、住宅ローン会社にもよりますが金利を下げてくれたりもします。
そして、私が頭金を用意しておいて1番良かったと思うメリットは、住宅ローンの審査に通りやすくなるということでした。
30代シングルマザー、パート社員で年収も低い私にとって、少しでも希望金額で審査が通りやすくなるなんて、とても大きなメリットです。
これはみなさんにも魅力的なメリットと言えるでしょう。
現在貯金が全くない、金額が少ないという人は、上記でお伝えした年収をアップすることと一緒に頭金を少しでも用意してみてください。
ただ注意してほしいのが、貯金全てを頭金に使おうと計画するのはやめましょう。
もし家族に何かあった場合や、急な支払いが発生したりと緊急事態が起こった時のために、お金は残しておくことをお勧めします。
まとめ
シングルマザーが家を建てるために最初にするべき3つのことは、
- 自分の年収を知ること
- どんな家が希望かイメージする
- 貯金をしよう
この3つのことをはじめにしておくと、これからの家づくりがしやすくなります。
ジングルマザーは仕事や家事、育児を1人でこなさなければいけません。
そこに家づくりの準備が加わるととても忙しくなります。
少しずつでも準備をしておくことで焦ったり、困ったりすることがないようにしておきましょう。
不安や迷いがあって悩んで行動しないままでは、せっかく家を建てられるかもしれないチャンスを逃すかもしれません。
ぜひ、行動してみてください!
コメント